車を売る時の基礎知識

車売却の手順
【1】情報収集
ウェブや中古車情報誌などを調べて、売りたい車の買取価格の相場を把握します。また、実際に車を売却しようとする店舗の候補を決めます。

【2】実査定
候補とした店舗に車で出向くか、査定士に自宅まで来てもらって、車を査定してもらいます。

【3】見積り検討
いくつかの店から出された見積書を検討して、売却先を決定します。

【4】買取店との契約
必要な書類を用意して、売却を決めた店舗と契約を行ないます。

【5】車の引渡しと代金受取り
契約後に車を引渡し、代金を受取ります。通常は、代金は指定した口座に振込まれます。

売却時に必要な書類
【車検証】
【自動車損害賠償責任保険証明証】
【自動車税納税証明書】
【リサイクル券】車検時に支払ったリサイクル料の証明書です。
【譲渡証明証】車を売る時に必要な書類で陸運局に提出するものです。この用紙は買取店が用意します。この用紙には実印の押印が必要です。
【実印】
【印鑑証明書】発行後1ヶ月以内のもの

出張買取査定とは?
出張買取査定とは、車買取店から査定士が出張して査定してくれる制度です。
出張買取査定のメリットは、まず店まで行く時間が省けることです。売却先の候補が何店舗かある場合や、場所的に遠い場合には便利です。
買取店へ持ち込むと、複数の査定士がチェックする可能性があるので、それだけ価格査定にマイナスの部分も発見されやすくなります。したがって、利用できる場合には積極的に利用しましょう。最近では多くの買取店が無料で出張買取査定を行なっています。

車の下取りと買取りの違い
車の下取りと買取りとでは、どのような違いがあるのでしょうか?
新車を購入する時に、今乗っている車をディーラーに引き取ってもらい、その買取価格の分だけ新車の購入金額を差し引いてもらうことが下取りです。下取りには、年代の古い車や人気の無い車でも一定の値段をつけてくれることが多い、新車の納車と同時に引き渡せるので、毎日車を使っている人には便利である、などのメ リットがあります。
一方、中古車買取専門の業者に車を買い取ってもらうことを買取りと言います。買取りのメリットは、細かく査定してくれる、エアロパーツなどの社外品の査定額が評価されやすい、などです。

下取りと買取りで、どちらが有利かについては、ケースバイケースとなります。両方で査定額を出してもらってから検討するのもよいでしょう。



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