英会話をマスターして接客業に活かしたい

私は大学生です。 今年の夏休みの期間だけ、とある観光地で短期のアルバイトをしました。 人生初のバイトでした。
前々から接客業に興味があったので、大変だったけどとても充実した夏休みを過ごすことが出来ました。 バイト先が観光地だけあって、色々な地域からお客様が来ました。 その中には海外から来られたお客様も多いです。

私が働いていたのは、観光地のお土産コーナーでした。 個人的に外人さんの雰囲気が大好きなので、外人さんが来るとドキドキしました。 しかし、別の意味でもドキドキしていました。
外国人のお客様によっては、英語で話しかけて来る方も結構いました。 他にもスタッフはいるのに、何故かやたらと私ばかりに声を掛けて来るような気がします。 話し掛けやすい雰囲気を持っているのだろうか私は。 だけど、私は英会話が全く出来ません。
所々英単語が聞き取れるぐらいで、言っている意味を全く理解することが出来ないのです。 英単語は聞いたことあるけど、単語の意味まで解りません。 そんな時はいつも、英語のわかるスタッフにバトンタッチして貰ったりしていました。
日本語が少し理解出来るお客様なら良いですが、全く日本語がわからない方の対応には凄く苦戦しました。 きっとお客様側も私と同じように苦戦していたことでしょう。 せっかく観光に来て下さっているのだから、お客様には気持ち良く過ごして欲しいです。
英会話が出来ないことが申し訳ないなと思ったので、私は2週間に一度のペースですが、英会話スクールに通い始めました。 英会話は初心者同然なので、まだまだ覚えるのが困難です。 でも私はまた観光地で働きたいのです。
普通のお店で働くよりも、観光地は様々なお客様との出会いがあり楽しいからです。 せめて接客に使えるような英会話をマスター出来たらなと思いながら勉強しています。 本当は週1ぐらいで通いたいのですが、今は収入がない為親に負担して貰っています。
暫くはゆっくりペースですが英会話を勉強して行きます。 冬休みにも同じ所でバイトすることが決まっています。 ちょっと冬休みまでは間に合わないけど、春休みバイトする時までにはマスターしたいです。

娘が小学6年生です。 小学校でも英語の授業があるのですが、英語はあまり好きではありません。 成績も良くはないです。
こんな娘がある日、学校で英会話で発表することになったそうです。 とは言っても、授業中に数秒から数十秒話すだけの簡単な物です。 テーマ自己紹介でも何でも良いそうです。 ただし、教科書に載っている英会話はNG。
自分で考えた英会話で発表して下さいとの内容でした。 英語が苦手な娘はそれで頭を抱え込んでしまいました。 そんな娘が言った言葉は「誰も言わないようなことを言いたい」。 英語が苦手なくせして格好付けて目立とうとするのです(笑)。 なんとなく気持ちはわかります。
「好きな漫画とかアイドルのことを話したら?」と言ったのですが「それじゃあつまらない。何か格好いい英語教えてくれ」の一点ばり。 そんなこと言っても私も旦那も英語なんて教えられません。 中学生の長男がいますが、長男も英語はあまり得意ではない為頼りに出来ず…。
仕方ないので、私の同僚の旦那様に相談をすることになりました。 同僚の旦那様は海外にいた経験もあって、英語がペラペラに話せるそうです。 うちの旦那とは大違い!
娘が翻訳して欲しい日本語を書いて、旦那様にメモを渡して貰うことにしました。 娘が選んだテーマは「地震について」でした。 東日本大震災が起きたより、ちょっと防災のことに関心が高まったそうです。
同僚の旦那様は娘の書いた言葉を翻訳してくれました。 本当に娘は中々難しいけどいいテーマを選んだと思いました。 「地震」と言う言葉だけでも何と言うのかわかりませんでしたが、「アースクウェイク」と言うのですね。 初めて知りました。


「津波」は英語でも「ツナミ」と言うことも知りませんでした。 親として恥ずかしいです。 授業では無事発表し、先生やクラスの子達からも褒められて沢山拍手されたそうです。 敢えて他の人が調べないような英会話を学ぶのも面白いことですね。
せっかく発表では皆から褒めて貰ったと言うのに、相変わらず英語は苦手なままです。 今度は調べて貰うだけではなく自分で調べる力を持って欲しいです。

中学生の頃に英語に興味があり、英会話スクールに通っている時期がありました。 英語を話すことに興味があったからです。
勉強は嫌いだったのですが、英語の勉強をすることだけは苦になりませんでした。 寧ろどんどん新しい単語や言葉がわかると嬉しくて、もっと学びたいと思うようになっていったのです。 英会話を習っていたので、中1の最初の頃の英語の授業はとても簡単でした。 楽勝ってやつですね。
私は東北生まれの東北育ちです。 クラスも勿論全員東北の人ですが、その中でも私は訛っているほうでした。 会社務めするようになってからも、全国色々な地域の人と電話で話しましたが、よく「訛ってるね。どこの人?」と聞かれたぐらいです。 しかし、この訛っているって言うのは、英語の発音をする上でかなり重要になっていたのではないかと個人的に思います。
私は訛っており滑舌が良くないです。 親からも「何を喋ってるのかわからない」と子供の頃からよく言われ続けて来ました。 私はその言葉に凄く傷つきました。


しかし、英会話スクールに通うようになり、訛りが気になりませんでした。 英語ってはっきりと発音しませんよね。 「ハロー」と読むはずなのに「ヘロー」と発音したり、「グッドモーニング」なのに「グドモーリン」と聞こえたりしますよね。
私のはっきりしない滑舌の悪さと、英語のはっきりと単語を言わない表現が凄く似ていると思ったのです(笑)。 私は今でも日本語を話していて「よく聞き取れない」と言われ、何度も聞き返されることもあります。 こんな私でも英語の発音は良いと人に何度も褒められたのです。 もしかして私って日本語よりも英会話の発音のほうが得意なのでは?と感じました。
自分の滑舌の悪さや訛りを、プラスに活かせる方法もあるんだなと思いました。 もし、この文を読んでる方の中にもイントネーションが訛っていると言う方がいましたら、何でもいいから発音良く英語を言ってみて下さい。 きっと自然な発音をすることが出来ると思いますので(笑)。

昔の話です。もう13年ぐらい前のことになります。
今は連絡を取っていませんが、知り合いの女性のことです。この女性は当時30代半ばぐらい。 海外留学をし、海外旅行の経験も沢山ある女性でした。英会話は勿論ペラペラです。 日本語よりも英語のほうが好きと言っている程です。因みにご両親はまったく英語が話せません。
何故娘だけこうなったのか不思議です。海外留学が縁で彼女は、イラン人の男性と幸せな結婚をしました。 イランってちょっとニュースのせいで暗いイメージもありますが、その旦那様は外国人には珍しく納豆も大好き!と言う、日本大好きの笑顔の素敵な男性でした。 しかも職業は大工さん!
イランでは一般的に、英語ではなくペルシャ語を話すそうですが、旦那様は英会話もペラペラでした。 私が彼女の家に遊びに行くと、たまに旦那様が家にいる時があります。 そんな時旦那様はいつも「Hello!How are you?」と笑顔で私に英会話で声を掛けてくれたのが印象的でした。
私も当時、英会話を勉強し始めた初心者で、生の英語を堪能させてくれたのです。彼女達には、2歳になる男の子がいました。 この男の子、日本語の名前とペルシャ語の名前と2つの名前を持っていました。 やっぱり顔立ちがちょっと外人さんみたいで、目が大きくてサラサラヘアーで凄く可愛い子でした。
ようやく少しずつ言葉を話すようになっていました。 私が驚いたのが、この子の言葉の教え方です。奥様は、この子に英語しか教えないそうです!とても驚きました。 日本に住んでいながら日本人の親がではなく、英会話で常に話しかけるのですから。
私がいる前でも彼女は「ダーティーダーティ!」と手を汚した息子を叱っていました(笑)。 そしてイラン人の旦那様は、イランで使われているペルシャ語を使って声を掛けているそうです。 奥様と会話する時は英会話なので、英語で話掛ける時もあるそうです。では、日本語はどうするのか? 日本語は、彼女の家の前にある実家に住む祖父母達が教えているそうです。
彼女の親であるおじいちゃん、おばあちゃんは日本語しか話せません。日本語しか話せないので孫には日本語だけけを伝えています。 こんなに小さいうちに3カ国語も教えているとは凄いと思いました。中でも英会話が今頃一番得意になってるかも知れないですね。 彼女は後にイランに滞在してしまったので、それから連絡を取らなくなってしまったのが残念です。